〇 午前

 

「まち歩き(寺内町)」

 寺内町ボランティアさんの約30分の説明の後、3班に分かれて

    寺内町を歩きました。

 午前中でしたが、少し暑かったです。

 これだけ町が美しく保存されているのは富田林市と

 地域住民の日頃の努力の賜物と思います。南河内の大きな宝物。

 ただ、電柱が気になりますがーーー

 

  

〇 午後

   

    「幕末期富田林と町政の動揺」

             講師 大阪府立大学名誉教授  山中 浩之 

寺内町の中にある寺内町交流館での講座です。

幕末期の約100年間(1773年~1868年)は、年貢算用や村会所費用などの恣意的な取計い方による百姓困窮、天保の凶作飢饉による米価高騰、困窮者の増加、また年貢勘定・村入用勘定などの立ち合いや貯え夫食の不校正、安政大地震、コレラ流行などの世相も相まって町政が揺れ動いた。

そして「ええじゃないか」に繋がっていく。

この後、すぐに元号が明治元年(1868年)となります。富田林の幕末期の庶民の暮らしぶりが垣間見え、歴史が大転換期を迎える時はこんな感じで世の中が乱れていくことを知りました。