第18回 とんカレ講座

 今日は18回目の講座で、早いもので全体26回中ほぼ3分の2となりました。前回のスポーツ大会では昨年の優勝に続き準優勝に輝き、みなさんのチームワークの勝利でした。今日は新しいスポーツと笑いの健康法、落語入門にも挑戦し楽しい一日となりました。

 

◎午前の部(10時~12時)

   ■「ニュースポーツを楽しむ」 富田林市民会館多目的ホール

          レクレーションコーディネーター 門中 嘉代子 講師

 

 

ニュースポーツの前に、全身の柔軟体操でゲームをしながら体をほぐしていきました。準備体操といえども結構ハードなところもあり、改めて日々の運動不足や筋力低下を気づかされました。

アジャタとは【ALL JAPAN TAMAIRE】の頭文字をとった名前で、玉入れに似た競技です。米俵に似たボール99個とアンカーボール1個で計100個の玉をバスケットに全て入れる競技で、その速さ・時間を競います。コツは2~3個のボールを交互に積み一度になげいれます。なかなか思うように投げれませんが、童心に帰り必死で競うと体が熱く息も弾み皆さんいい笑顔となりました。1位は1分24秒でした。ちなみに、このニュースポーツは平成2年に北海道の和寒町で生まれ、今では全日本大会も行われるほど日本中に普及しているようです。

カーリンコンとは、人気の出ているカーリングを連想させ、ディスクが当たって響き合うカーンコーンの音を合わせ、略して名付けられたようです。赤と緑、表裏2色の円盤(ディスク)を、両チームがそれぞれ6枚のディスクを互い違いに投げ合い、どちらが黄色のポイントに近づいているかを競うスポーツです。シンプルなルールで誰でもがすぐにプレーできます。競技はポイント目がけて近づけたり、相手ディスクやポイントにあてて移動させたりします。体だけでなく頭脳プレーもあり、ドキドキはらはらの場面もある楽しいスポーツです。

さて、皆さんはどうでしたでしょうか!?

各班でチームを組み、トーナメント方式で各班と対戦しました。最初は、ディスクをうまく投げられなかったり、なかなかポイントに近づけにくかったりと、悪戦苦闘もしていました。しかしながら、しばしばディスクが裏返って相手側に有利になったり、最後の一投で大逆転が起こったりと、ワクワクしながらみんなで楽しみました。この競技も平成24年から全国大会が開催されています。

◎午後の部(1時~3時)

   ■「笑いの健康法」

      大阪府高齢者大学校 島野 哲司 講師

   ※ 忘年会 16時より たらいうどん【喜多八】

前半は、運動が苦手、着替えなくても、準備運動もいらない、家事をしながら家の中でも、いつでも・どこでも・誰でもできるスロージョギングを教わりました。ウオーキングと違い足の指のつけ根で着地すること、にこにこペースで、一日30分目標(3分×10回の小分けもいい)で、心肺機能の衰えと筋力低下を防ぎ、どんどん心身ともに変わってイキイキと健康寿命を延ばせていく魔法の杖のようでした。ちょっと、創めまひょか!

後半は、笑つトレ・落語体験。前半の講師から落語家賑わい亭楽走に変身されて、落語体験学習 演目・明礬丁稚(みようばんでっち)を指導していただきました。様々な顔で楽走

師匠の落語の一席には、皆さん大喜びで楽しみました。続きましては、各班から一名ぶっつけ本番で演壇に!選りすぐりの?メンバーは、それぞれの持ち味で見事に熱演し笑いと拍手喝采で笑つトレとなりました。各メンバーは楽走師匠から色紙に弟子として襲名を頂き、

とてもありがたい記念品となりました。感謝致します!!

今日は、午前午後ともに体も頭もフル回転で心地よい達成感と疲れで、楽しい一日となりました。

 

その後、みんなで懇親会・忘年会に足を運び各班の枠を超えての親睦となり、修了旅行までまだ学びの場が続きますが、とんカレ二期生の団結を深めるひと時となりました。ありがとうございました。

 

次回は12月6日です。よろしくお願い致します。